お知らせ
CEOブログ 新年のご挨拶
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- Category:
- コラム
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- Date:
- Jan.1.2024
謹んで新年のご挨拶を申し上げるとともに、このたびの令和6年能登半島地震により被災された方々、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
皆さまの今後の生活の安全と、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。
お客様の課題に真摯に向き合い、まだ世の中にないものを生み出す
2023年は、さまざまな変化が加速した年だったように思います。
原材料やエネルギー価格の高騰、為替の変動、長く続いたコロナ禍等、お客様を取り巻く環境の変化は、加速度を増しています。世の中全体が環境問題について高い関心を示すようになり、持続可能な社会を目指すSDGsへの対応は、企業の責務となりました。
世の中の変化に伴い、包装業界に求められるものもまた変化しています。
SDGsに関しては、優良企業であるほど真摯な対応を迫られる状況にあり、プラスチックに代わる、環境に配慮した包装資材の利用が求められています。紙やモノマテリアルなど、従来とは違う素材を使う必要性も増し、当社では、お客様の求める素材を使った際に生じる課題に対し、一つひとつ解決策をご提案してきました。
また、お客様先である製造現場に目を向けると、少子高齢化に伴う製造現場の人材不足は深刻さを増し、省人化や無人化への対応が急がれている状況です。製造現場で人の手を極力使わないようにするには、生産管理システムの進化が欠かせません。そうした中、昨年は、お客様と一緒に取り組んできた生産管理システムの開発において、開発コンセプトや技術レベルなどについて高い評価をいただくことができました。
今年は、お客様の問題解決につながる製品の開発はもちろんのこと、これまで進めてきた新たな製品づくりの手法について、より突き詰めて開発を進めていきたいと考えています。
世の中がこれだけ変化しているのですから、当社のような「つくり手」も変わる必要があるはずです。だからこそ、変化に対応できる、新たな製品づくりの手法を追求し、具体的な成果へと結実させていく所存です。
「そこまでやるか、をつぎつぎと。」
この経営理念を念頭に、ものづくりの仕組みを変え、新たな価値を提供していくことでお客様の期待に応え、包装機業界のさらなる繁栄に貢献してまいります。
末筆ではございますが、皆様方のご多幸とご活躍を祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。
株式会社川島製作所
代表取締役社長 伊早坂 嗣